001.2.レイアウト・導線がダメな理由

レイアウト・導線がダメな理由

 ウェブサイトは、本などとは違って見るページの順序が決まっていません。検索エンジンからのリンクなどで、必ずしもTOPページから見られるとも限りません。ダイレクトに見たい情報から見ることができるのが、ウェブサイト特有の利点です。しかし、そのために情報をいかに整理し、ユーザーが迷わないようにサイトを設計するかが、制作において重要となります。巷にあふれる「ダメサイト」は、ここがクリアできていないことが非常に多いです。いくらデザインが良くても、使い勝手の悪いサイトは「ダメサイト」です。

 今回もサンプルを用意しました。今回も当社によるウェブ改善事例のひとつです。比べてみてください。 ダメサイトサンプル

 いかがでしょうか。当社が製作したものがBです。Aは明らかに「ダメサイト」です。しかし、これも「専門家」と称する人が手掛けたものだということです。

 さて、本項「レイアウト・導線」の観点から、Aのダメなところをまとめてみます。

 上記の事項により、このサイトは見たい情報にたどり着くのが難しいというレイアウト上の問題を抱え、ユーザーが読むことを諦めてしまうものとなっていました。

本項のポイント―こんなサイトはダメサイト(2)

  • 見たい情報ページにたどりつくのが大変
  • テキストのデザイン処理にメリハリがない
  • メニューボタンの場所や構成がわかりにくい
  • ページ数が多いサイトなのに「検索」欄や「サイトマップ」がない
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