003.4.見積書の見方

見積書の見方

 見積書については、どんなジャンルであれ素人にはよくわからないことが多くあります。 ことウェブ制作会社については、まだまだ業種として新しいため、専門用語がわかりにくいうえに、パソコンやインターネットのことをある程度理解していないと、全く意味が分からないこともあります。 そのため、質問しても「いやー、こういうものなんですよ」と制作会社に言われ、よくわからないままに制作を依頼してしまったことがある人も少なくないと思います。

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 納得しないままに、どんどんと制作が進んでいって、いざ完成してもやはり今ひとつ納得がいくものではなく、効果も全然出ない。ウェブ制作会社って変だなー、と思っている方も多いのではないでしょうか。 このような不満が起きないようにするには、まずは疑問点は理解できるまで質問することが重要です。確かにパソコンに触ったことがない人にウェブ制作の説明をすることは困難ですが、分かりやすい説明に最大限の努力をすることもプロの仕事です。本セクションでは、見積書の各項目について、基本的な説明をしてみようと思います。

ウェブ制作会社の見積書各項目の説明

  • 企画費(企画構成費・ディレクション費)
    • ウェブサイトの内容やデザインコンセプトなどを、ウェブサイトの目的に応じて決定する。
      この部分が強い会社は、効果のあるウェブサイトを作る能力が高い。
  • TOPページデザイン費
    • ウェブサイトの顔となる、TOPページのデザイン(TOP画像制作・レイアウト)を制作する。
      他のページに比べ、重要度が高く、手間もかかるため費用は高い。制作会社によっては数案提出することも。
  • ページデザイン費
    • TOPページ以外のデザインを制作する。ページのデザインフォーマットの作成、各ページの
      パーツ(見出し、図表など)の制作が含まれる。
  • コーディング費(HTML化)
    • デザインしたページを、ブラウザで表示できるように、HTML等のプログラム言語に変換。
      ブラウザやパソコンなどのユーザーの環境よって不具合がおきないように調整する
  • CGIプログラミング費、Java Script費
    • ウェブサイトに特殊な機能を追加する場合の、プログラミング。
      メールフォーム、アンケート、掲示板など用途はかなり幅広い。
  • Flashデータ制作費
    • インタラクティブな動画やゲームなどのFlashデータの制作費。
  • 修正費(更新費)
    • 簡単な更新や、サーバーに不具合が起きた場合の対処、簡単なアクセス分析報告など、
      制作会社によって内容はまちまち。急な不具合などに迅速に対処してくれるかがポイント。
  • コピーライティング費
    • ウェブサイトに掲載する文章やキャッチコピーをプロに依頼する場合に発生。
      よりユーザーに伝わる、わかりやすい文章を書いてもらう。
  • SEO対策費
    • 検索エンジンに引っかかりやすくするために、ウェブサイト内にあらゆる対処方法を施す。
      制作会社の実力によって効果はまちまち。

 これらは、当社で調べた限りの一般的な内容であって、当然内容などが異なる場合もあります。とにかく、疑問点があれば、納得できるまで制作会社に説明してもらうとよいでしょう。

本項のポイント―ウェブ制作の適正価格を見極めるために(4)

  • 見積書について分からないことがあれば、納得のいくまで十分に説明してもらう
  • 「ウェブ制作というのはこういうものなんです」などと、説明が不十分な制作会社は避けた方が無難
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