はじめに (1)ダメなサイトが多すぎる!|月刊ソウサス

(2)本当に「よいウェブサイト」とは?―「ウェブサイトは読みにくい」

本サイトの目的はもう一つあります。それは今まで当たり前と思われてきた、ウェブサイトのデザインをもう一度見直そう、ということです。 ウェブサイトを見ていて「読みにくい」と感じることはありませんか? 本や雑誌などでは内容を隅々まで読んで、頭に入るのに、ウェブサイトだと 斜め読みをしてしまうことが多いと思いませんか? それは、多くのウェブサイトの設計が「読ませること」に無頓着だからだと思います。

高齢者の方が、インターネットに馴染めないのはなぜでしょうか? それは単に高齢者が「デジタルに弱い」からだとは思いません。インターフェイス上、 紙媒体に近いものであれば、ウェブサイトを読むことが困難だとは到底思えないのです。 現に、アメリカではkindleの電子書籍が高齢者に売れていると聞きます。 つまり、大抵のウェブサイトは「読ませる力」が足りないのではないか、と考えられます。 ウェブサイトは紙媒体とは違う可能性を持っていることは確かです。動画や音声が視聴でき たり、インタラクティブな機能を持たせられたりするのも、ウェブの 魅力でしょう。しかし、メディアの基本的な機能としての「読ませる」ウェブサイトが少ないのはなぜでしょうか? これは使い切れないほどの機能が付随する製品ばかりで、本質が見えなくなってしまっている日本の家電製品の状況にも似ていると感じられます。 「多機能」であることが、本当に大多数で求められているのでしょうか?

当社は、基本に立ち返り「読ませる」ことに重点を置いたウェブサイトづくりに力を入れています。それが効果的なウェブサイトを作るために重要なことだと考えるからです。 そのため、本サイトの記事は「一般的な」ウェブサイトの価値観からは少しずれることもあります。「本当によいウェブサイト」とはなにか? それは依頼者、消費者によって 違います。本サイトを読んだうえで、当社の制作実績を見ていただき、共感をしていただけたら是非とも株式会社SOSUSにウェブ制作のご依頼をしていただけると幸いです。

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